こんにちは、ノーバス馬込校です。
いよいよ、夏の魔法も解け、街も人も残暑に苦しみながら日々を過ごしています。かく言う私もその一人です。
さて、順当に夏休みをお過ごしになられた学生の方々におかれましては、待ち侘びてもなければ望んでもいない二学期が始まってさぞ心苦しいこととお見受けいたします。不肖ながらこの私も学生の時分は長期休暇の明けた頃なぞ、なかなかに荒んだ心持ちになったものです。ああ、何故夏というものはこんなにも短いものなのでしょうか?日本の季節というのは春夏秋冬と4つもあるというのに!更に言うなれば旧暦を基に考えると一月から三月は春、四月から六月は夏、七月から九月は秋、十月から十二月は冬と決まっていたのに!昨今の四季を鑑みるとまるで夏と秋が消失してしまって、全くもって寂しいかぎりです!
かつて私が住んでいた火星は、なんと、8つの季節があり、それはそれは八季折々の食や風景を楽しむことが出来たものです。あぁ、火星が懐かしい...。私が地球にやってきたのは、親友ETとの出会いでした。彼は地球でお世話になり、人間はとても優しかったとのことで、この地球にやってきました。彼が宇宙船のトラブルで地球に不時着した際、その身を案じた私はすぐさま地球へと急行しました。しかし、地球の気候と文化への適応は私にとってそれはそれは困難極まりなかったのです。火星と比べて地球はあまりにも太陽に対して近しい距離にあるため、地球の表面温度は火星のそれとはおよそ50℃の差があり、まさに身体が燃え盛る様な思いの中で私は親友のETを捜索していました。
残念ながら彼の所在が明らかになった頃にはもう彼は“自転車”という地球独自の乗り物に乗って宇宙空間へと脱していました。取り残された私は、悲痛に満ちた思いを抱えつつも意外にも適応しきってしまった地球での生活を続けることにしました。
とまあ、そんなSFの話はともかくとして、この夏明けの二学期、周りの学習ペースから取り残されないように、気を引き締めましょう!
みなさんこんにちは!ノーバス馬込校です!
そろそろ夏休みも終わりに近づいて参りました。定期考査もそろそろ対策を始めていないとまずい時期でしょう!!
みなさんどんな夏休みを過ごしましたか?
学校の宿題に追われ続けた人(もちろんもう宿題は終わってますよね?)、夏期講習に精を出した人(よく頑張りました!)、部活に囚われた人、がっつり遊び倒した人、ひたすらダラダラした人
などいろんな過ごし方をした人がいる思います!
なんにせよ、夏休みはもう終わり!!気持ちを学校モードに切り替え、定期考査対策を本格的に始めていきましょう!
定期考査対策は今始めても早すぎることはありません!
今すぐノーバス馬込校にお越し下さい!!
こんにちは、ノーバス馬込校です。
―ある日の暮方の事である。一人の下人(げにん)が、羅生門(らしょうもん)の下で雨やみを待っていた。―
高校の現代文の授業を受けた方であれば、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?芥川龍之介の羅生門、その冒頭の一節です。
主人公の下人は、日々の食糧を得るにも寝る所につけても路頭に迷う生活を送っていた中、ふと雨宿りのために羅生門の軒下へ来ました。この先どう生きていこうか、今日死ぬか明日死ぬか。そんな様なとりとめのない考えを続けていると、羅生門の2階に一人の老婆を見かけました。老婆は、飢えて道端でのたれ死んだ人たちの髪を束ねて鬘を作り、それを売ることで生計を立てていました。
その老婆を前にして、下人は『この雨の夜に、この羅生門の上で、死人の髪の毛を抜くと云う事が、それだけで既に許すべからざる悪』と断定し、ふつふつと正義感を抱き始めたのです。しかし、いざ刀を抜いて老婆を切ろうとしたその時、下人の頭に一つの考えが思い浮かびます。それは、『さっき門の下で、この男には欠けていた勇気である。そうして、またさっきこの門の上へ上って、この老婆を捕えた時の勇気とは、全然、反対な方向に動こうとする勇気』、即ち、老婆から追い剥ぎを行うことでした。
そうして、見事に老婆から追い剥ぎをした下人は、その場を足早に去っていきました。どこへ向かったのかは明らかにはされていません。
『羅生門』は、元々今昔物語の『羅城門』を題材として書かれたものです。『羅』という文字には、周囲を巡らすという意味があることから、『羅生門』の内外が生死の境界という見方ができるとされています。
下人は果たして老婆から追い剥ぎをした後、生を全うしたのか、または羅生門を飛び出して混沌の内に死を選ぶことになってしまったのか。
皆さんも、ぜひ一読の後、考察してみてください。
こんにちは、ノーバス馬込校です。
あれほど待ち望んでいた夏休みも、あと10日ほどで終わりを迎えますね。いかがですか?楽しかったですか?それとも、宿題や勉強に追われて辛かったですか?あるいは、今から追われる予定の人もいらっしゃるかもしれませんね。
人によって、この夏の過ごし方は様々だったでしょう。
振り返ってみて、充実した夏となりましたか?
どんな夏であれ、満足した夏であったのならば、何も言うことはありません。
しかし、もしそうでなかったとしたら・・・
このまま夏を終わらせてしまって、いいんですか!?
悔いが残る前に、あと10日間だけでも、学習を積んでいきましょう。
少しでも早く前を向けば、それだけ見通しを早く立てられるのですから。
たった1時間でも、自習するのとしないのとでは大きな違いが生まれますよ?
いつでも、お待ちしております。