こんにちは。ノーバス荏原町校です。
4月になり、学校が始まると、勉強や部活で毎日忙しくなるため、たまにできた自由時間は遊びなどでストレスを発散したくなりますよね。しかし、実はこの自由時間の使い方が受験はもちろんのこと、将来大人になったときにも大きな影響を及ぼします。
そこで今回は、新学期からはじめたい自由時間に行うべき3つの習慣を
紹介いたします。
@ 目標設計するまずは自分が達成したい目標を決めましょう。これは学校や部活に
関することでもいいですし、それ以外のことでもかまいません。
そして、
その目標を達成するまでにどんなステップが必要かを自分で設計しましょう。例えば「縄跳びを50回できるようになりたい」ので
あれば、10回・20回・30回と段階を踏んでいく必要があります。
また「縄跳びを50回連続で行うには、50回安定してジャンプする
必要がある」と考えて連続ジャンプの目標を立てるのもいいでしょう。
こうすることで、
目標達成までにプロセスを踏むことの重要性がわかり、また目標を達成するにはどんな力が必要かという分析力を養うことができます。
A スケジュール管理する目標を決め、それまでのプロセスを細分化したら、次はそれをいつまでに
達成するかというスケジュールを組みましょう。
ここでのポイントは、
あまり目標を遠くに設定しすぎないことです。
1年後のことまでスケジュールを組むのは難しいことですし、何より集中力が
続きません。
スケジュールを組むのは1・2ヶ月程度を目安にしましょう。
こうしてスケジュールを組むと、これまで自分がいかに無駄な時間を過ごして
きたかを理解するキッカケになります。
また、学校で過ごす時間と、友達と遊んでいるときの時間では、時間の経過の
仕方が違うということにも気づきます。さらに、
勉強の時間は勉強のみ、
部活の時間は部活のみに集中するというメリハリを習得することで、効率的に
時間を使うクセが身につきます。
B 自分の知識を誰かに教えるこうした目標設定やタイムマネージメントを通じて、これまでできなかった
ことができるようになり、知らなかったことを知る経験ができるでしょう。
そこでもうひとつ経験しておきたいのが、
自分が知っている・できることを
誰かに教えるということです。
いくら自分が知っていることでも、他人に説明しようとするとなかなか
難しいものですよね?これは、自分が当たり前だと思っていることが、
他人にとって当たり前だとは限らないからです。
教えるためには、こうした
自分が意識せずにやっている「当たり前」のことが
何なのかを分析することが必要です。
縄跳びを例に出すと、できる子は「縄をクルクル回して、その上を飛ぶ
だけ」と思っているかもしれませんが、できない子はその理屈をわかって
いてもなかなか飛べません。そこでできない子が何でつまずいているかを
考えていくと、縄跳びには「リズム」が大切であるということがわかります。
できる子はそこではじめて、自分が無意識にリズムで飛んでいたということ
に気づきます。
また教えるという経験を通じて、
相手がわかるように説明するという力も
養われます。いくら理屈がわかっても、それが相手に伝わらないことには
意味がありません。最初はうまくできないでしょうが、こうした教える経験を
積んでおくことで、
物事を分析して伝える力がつきます。
学校や部活に費やす時間はみんな同じです。だからこそ、そこで差がつくのは
自由時間の過ごし方です。この自由時間をいかに有効的に使えるかが、
のちのち大きな差として表れるはずです。前向きに頑張ってほしいと思います。