以前別の記事でも紹介した通り、東京都では都内公立中学校第3学年生徒を対象に英語スピーキングテスト「ESAT-J(English Speaking Achievement Test for Junior High School Students)」が実施されます。
ESAT-J(東京都英語スピーキングテスト)について都立高校入試ではスピーキングテストの結果をA〜Fまでの6段階で判定し、
20点満点の点数として入試の総合得点に反映します。つまり、
これまで1000点満点だった総合得点が1020点満点で計算され、合否が決まるようになります。20点分とはいえ、主要5教科(国数英社理)の内ひとつで
「5」をとることが23点分に相当すると考えると無視できる数字ではないと思います。
【ESAT-Jの対策】ESAT-J のスコアは「IRT(項目応答理論)」という統計的な処理をして算出されます。これは、点数や偏差値だけでは測ることができない能力の差を測定するための理論で、英検CSEスコアにも用いられています。受験生全体がどの問題を正解し、どの問題を間違ったかの反応によってスコアが変化するため、特定のPartのみを対策してもなかなか高評価は得にくいです。
Part A と Part B に関しては、評価の観点がそれぞれ一つだけということもあり、プレテストなどの過去問を用いて少し練習すればある程度の評価は望めます。
一方、差がつくであろうPart C と Part D に関しては実際のテストを体験し、そのうえで自身に足りない要素をしっかりと練習していく必要があります。準備と解答には「制限時間」が設けられており、特にPart C、D は
「制限時間」が短いです。そのため、本番を想定したトレーニング無しで結果を出すのはなかなか難しいといえます。
また、本番のスピーキングテストでは、タブレット端末に直接自分の音声を吹き込むという方法で実施されるため、
機械の操作にある程度慣れておく必要もあります。
音声を聞き → 準備時間で解答を考え → 実際に発声する という一連の流れを実際に体験しているかいないかも差が付くポイントとなります。
以上の点を踏まえると、一回でも実戦形式のテストを受けたことがあるか否かで得点に差が出るといえます。
Wもぎの新教育が実施していたWもぎスピーキングテスト for ESAT-J(W-STE)はすでに終了しているため、本番形式のテストで実戦に慣れるための機会を逃した方もいらっしゃると思います。
そこで、ノーバス荏原町校ではESAT-Jに準拠した本格的なWebテストである
STEを実施致します。
【STE(Speaking Test for ESAT-J)とは】音声評価AI「CHIVOX」を利用した、ESAT-Jに完全準拠のスピーキングテストです。音声認識と違い、AIが音素レベルで評価を行ないます。また、STEはAIだけの採点では無く、AI + 人 による『ハイブリッド採点』で高精度の発話評価を実現しています。
パソコンなどを用いたWebテストなので、任意の日時で受験することができます。
テスト時間は一回約20分となります。
実施後には、一週間ほどで生徒ごとのマイページに結果の帳票が配信され、「評価の観点」に基づいた採点とアドバイス文で学習をフォローします。
スピーキングテスト本番まであとわずかですが、ESAT-J 対策テストであるSTEに興味をお持ちの方はお気軽にお問い合わせください。
個別指導塾ノーバス荏原町校
TEL: 0120-971-606
E-Mail: ebaramachi@nohvas-juku.com