言葉の大切さ

こんにちは。荏原町校です。

先日ふと新聞を見ていたら気になった記事がありました。
センター試験の国語のことです。

『国語の平均点が過去最低点の１０１・０４点で昨年の平均点は１１７・９５点で約１７点も下がったことになる』という記事です。
原因が出題した文章にあるのではないか？と記事は分析してました。
そこで、先月出た試験の中身を見てみると例年通り評論・小説・古文・漢文に分けられ配点も各５０点合計２００点です。
平均点が低かった理由に挙げられてる第１問目の小林秀雄さん「鐔（ツバ）」という随筆に近い文章が出題されてます。

この問題近年まれに見る受験生にとっては厳しいかなと文章の長さと設問を見て感じました。刀の鍔について小林さんは熱く綴っていて、私もつい最近読み始めました。
非常に興味を引き付けられ面白い内容だと思いますが、センター試験の問題を見てみると注釈で「鐔」の意味が載っていました。
「鐔」という意味をもちろん知っている高校生もいるとは思いますが、知らない人がいることに少し驚きました。
意味を知りたいと思った生徒さんは是非、辞書で調べてみてください。

改めて思うのは語彙（ごい）力は受験に限らず一生必要となってくる物であり社会人になると、言葉を多く知ってる人は周りから尊敬されます。
決して難しい言葉を覚えなきゃいけないというのではなく
使える言葉の数を増やしていこう！
という事です。

小学生の時から言葉ノートみたいなのを作って自分だけの辞書を作ったりすると、こういった大学受験にも使えたり一生自分の糧になると思います。
是非、今日からでも良いので取り組んでみてください。

さて、受験生はもうひとがんばりです！
中高生はもう少しで学年末テストです。そろそろ気を引き締めて対策を始めましょう。

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