こんにちは!ノーバス荏原町校の池田です!
夏休みも残り僅かとなりましたが、計画通りに学習を進められているでしょうか?
もうすぐ始まる2学期の授業に向けて、国語の学習ポイントを解説したいと思います。
国語が苦手でなかなか読解問題が解けない!国語の成績をアップしたい!
そういう人たちに向けて、国語力を向上させる秘訣を教えたいと思います。
突然ですが、読解力を上げるとはどういうことでしょうか?
それは、しっかりとした根拠をもって問題に解答する力をつけるということです。
選択肢問題でなかなか答えを絞れない、記述問題で文章中のどこの部分の要素を拾えばいいのか分からない、そんな人はいませんか?
この読解力をいち早く、かつ効率的に身に着ける方法があります。
それは、「解答の根拠となる部分を自分で本文中から探し出す」ことです。
問題を解いて答え合わせをしたあとに、解説を読んで、
「ああ、こういうことだったのか、、、」
という風に納得して理解したつもりになっていませんか?
実は、それでは全く意味がありません。
では、どうすればいいのでしょうか?
先述したように、解答の根拠を自分の力で探し出すことがとても大切なのです。
解説はとても親切なものです。この問題を解くためには本文中のどこを参照すれば良いのか、また、何行目のどこを見れば選択肢が絞れるのか。全てが正確に書かれています。これに頼っていてはいつまで経っても読解力は身に付きません。
読解力を向上させるにはまず、答え合わせをしたら解答冊子を閉じましょう。
そして、間違えてしまった問題の解答の根拠を、解説を見る前に自分で本文中から探して、その部分に線を引きましょう。解説を読むのはそれからです。自分で線を引いたところと解説に書かれている部分が一致しているかを確かめます。
このように、
問題を解く→答え合わせをする→間違えた問題の解答の根拠を自分で探す→解説を見る
の流れをひたすら繰り返していくと、いつの間にか読解力が身についています。これが最も大切な学習ポイントになります。文章を読みやすくするポイントなどは沢山ありますが、何よりもまず大事にしてほしいことは、答えるときには必ず根拠をもつということです。
根拠をもつということは
「どうしてこの答えにしたの?」と聞かれたときに
「文章中のここにこう書いてあるから」と答えられるようにしておく、ということです。
これに慣れてきたら読解テクニックなどを取り入れるようにしましょう。
一度騙されたと思い、この方法を取り入れてみてください。
必ず読解力は向上します。分からないところがあれば、先生に聞いてみるのもアリだと思います。一番まずいのは、分からないところを解決せずにそのままにしておくことです。
最後に、いち早く効率的に読解力を上げる方法と言いましたが、
やはり読解力は一朝一夕で身につくものではありません。繰り返し行いましょう!
受験生の皆さんも今からでも間に合います!誰よりも熱い夏にしてください!